昨日、のことです。
いのち ってこんなに簡単に消えそうになり、
こんなに強いんだ って
抱きしめたからだで感じた出来事が起こりました。
全国黒パグオフで黒パグまみれの楽しくしあわせな時間を過ごし、
山中湖の プライベートハウス バイロン さんにお泊り、
(お食事がとっっっても美味しく

月曜日に我が家へと戻ってきたゆき姫家。(るなさんの学校は?というツッコミはなしで

人間がお洗濯したり、荷物を片づけたりしている間、
ブルースがいつものようにベランダにひなたぼっこに出て行きました。
ぱたぱたと動きながら何気なくベランダに目をやると、
ブルースの足元で一匹のミツバチがもがいている。
昨年もベランダでミツバチをいじって肉球を刺されたことのあるブルース。
またかぁ~、と思っていると、口元を刺されたようで
もけもけ部を床にこすりつけて家じゅうをぐるぐる回っています。
最初は「やっぱし刺されたねぇ」なんて呑気にしてたのですが、
どうも様子がおかしい。
クレートに入り込んだかと思うと食べた物を全部吐いてしまっています。
そして、
鼻の下のもけもけが異常に腫れあがってきていて
これはやばいと思ったときには
ソファの上でひっくり返ってしまいました。
慌ててかかりつけの獣医さんに電話。
午後の診察時間はまだだったけど運よく先生が電話に出てくださり、
すぐ来てくださいとのこと。
ブルースも不安になってわたしに飛びついてきて、
そのままみんなで車に飛び乗りました。
動物病院まで20分ほど。
その間にわたしの膝の上で痙攣を起こし、
てんかんのときの症状と同じように
からだを突っ張らせ、
目玉が飛び出すほど目を見開いて。
後で知ったのですが、ウンチもしていました。
続いてぐったりとして息が浅く、目がうつろになってきました。
「ブルース!」と声をかけると少し目を動かしますが、
体は力なくだらんとしていて、心臓やおなかのうごきが弱く、
からだ全体がひんやりとしてきて……
本当に、このまま死んでしまうのかと思いました。
だけど、とにかく声をかけ続けて、
パピーの頃に歌っていた歌を歌い続けました。
やがて少しからだに力が戻ってきて、
猛烈に荒く息をし始めました。
動物病院に到着する頃にはわたしもるなさんも涙で顔がぐちゃぐちゃ。
(書いてる今も思い出すと涙が出てきます)
このまま死んじゃったらどうしよう?
あんなに楽しくオフ会で遊んだあとなのに!
もっといっぱい楽しいこと一緒にしたいのに!
そんな思いと必死で闘いながらの20分間だったので、
「もう大丈夫だよ」と先生と看護師さんに言っていただいたときには
さらに涙、涙、涙。
注射を二種類打ってもらい、少しずつ落ち着いていきます。
よくいう「アナフィラキシー・ショック」というものだそうです。
ブルースはミツバチに刺されたのが二回目で、
さらにマズルの短いところにもってきてもけもけ部(か口の中)を刺されたので
気管が腫れあがって呼吸困難になってしまった。
「ブルースくん、もうこれに懲りてミツバチさんには手出しちゃだめよ」
って先生たちに見送られながら帰宅しました。
アレルギー症状を抑えるシロップを
一時間おきに4回飲ませなきゃならないのに
嫌がって飲まないので
最終手段としてビスケットに染み込ませて与えたら
速攻で食べ、「もっとないの?」顔。
その目を見てようやく一安心です。
暗くなるころには息の荒いのもおさまり、
もけもけはブルドックさんのように垂れ下がってはいるものの
いつものお顔に戻ってきました。
きょうは元気はないですが、いつもどおりに過ごせています。
まさかハチに刺されただけでこんなことになるとは
夢にも思ってませんでした。
肉球を刺されたエピソードなんて
持ちネタのようにしちゃってましたし。
そんな自分への自戒と、
こういうケースもあるんだよっていうことを
パグ飼いさん、ワンコ飼いさんたちに知っていただきたくて。
きょう、るなさんは学校へ行く前に
「ブルースのいるしあわせを感じるね」
って言って登校していきました。
どんなことでもそうですが、
こんなことがあると尚更、
いま生きていること、元気でいられることに感謝して
過去や未来についての思考にとらわれず
今、この瞬間の現実と真剣に向き合って生きなきゃな と思います。


にほんブログ村
スポンサーサイト